会社のオフィスを新たに作った時、部屋を移動した時などのレイアウトは仕事の進み具合や動きやすさにも関わる大事な作業です。
担当別・社員別の机の配置やパーテーションでの区切り方など、様々な検討ポイントがあります。
販売店などで現金を使うことがあるオフィスでは金庫の場所も重要になります。
まずオフィスの金庫の選び方について考えてみたいと思います。
1.金庫のサイズ
オフィスの広さ・取り扱う金額等によってサイズを考えましょう。
置く場所が決まったらきっちりとスペースの寸法を測定しましょう。
2.現金以外に入れる物のサイズ
一般的なA4サイズのファイル以外のファイルを入れるのかどうかでサイズを検討しましょう。
3.金庫の重量
防犯性だけを考えれば重いほうがいいですが、設置場所の耐荷重を考えて選びましょう。
4.耐火性
金庫内の現金・重要書類等を守るためには耐火性能も重要です。JIS・UL規格の表示で判断しましょう。
5.防犯性能
鍵の仕組みの複雑さ・耐工具・耐溶接などの基準を参考に選びましょう。
6.キーのタイプ
マグネット式・シリンダー式・ダイヤル式等、様々ありますので、扱いやすさで選びましょう。
それでは最も重要な金庫の置き場所について考えていきましょう。
オフィスの業務用金庫適正な場所の判断はなかなか難しいと思います。
家庭用の金庫とは違いサイズも重量も大きい業務用の金庫は簡単に持ち出されることは少ないと思いますが、安全な場所に置くに越したことはありません。
一つ目はオフィスの入口から見えにくい目立たない場所を選びましょう。
できれば社内の人間以外が出入りしない場所が望ましいと思います。
ただし、日々チェックがしずらい場所は避けましょう。
次に場所ではありませんが、アラームなどの対策、アンカーを打って固定するなども良いでしょう。
周りに何も無い場所にぽつんと置くのは危険ですので、ロッカー・棚などで囲んでしまうのも良いと考えられます。
事業規模・オフィスのレイアウトによって業務用の金庫のサイズ・形は多種多様になります。
金庫を新たに購入する時には、後から困らないように置き場所をしっかり検討・確保してから購入するようにしましょう。