ビジネスに欠かせない!PCを基準とした椅子の選定ポイント
オフィス家具の中でも絶対に忘れてはいけない椅子ですが、効率的なビジネスを実現するためにも、従業員に合った物を選定する必要があります。
ビジネスで使用する椅子は、その利用用途によって選定方法が異なります。
ビジネスに欠かせない、パソコンを基準とした選定ポイントを紹介します。
パソコン作業等の座る時間が短い職種の場合
オフィスでパソコン作業等の座ったままでのデスクワークがあまりない方、または営業など外出の多い方に合う椅子を紹介します。
基本的にパソコン作業などの座っての仕事が少ない場合は、ロッキング機能や肘掛けが付いた椅子の長時間の座った環境を重視するよりも、耐久性や基本構造の観点から、肘無しの椅子をおすすめします。
肘無しの椅子の場合、立ったり座ったりの行動がしやすい利点があります。
また不在時に肘がない椅子の方が、椅子を机にしまう時に引っ掛かりがなくきちんと収納できます。
肘無しの椅子の場合はリーズナブルなものも多くあり、またコンパクトなものもあります。
パソコン作業等の座る時間が短い職種の場合
パソコン作業等のデスクワークが多い職種の椅子を紹介します。
事務職などで普段からパソコンをよく利用する方は、少しグレードの高いオフィスチェアがいいでしょう。
オフィスチェアに付いている機能の一つが、昇降の機能やロッキング調整機能です。
これらの機能は座面の高さ調整のためであり、オフィスチェアには代表的な機能として知られています。
パソコン作業が多い方は、パソコンの画面と目線調整も必要ですので、このような機能の付いた椅子がおすすめです。
エルゴノミクスチェア(人間工学に基づいた設計された椅子)やロッキング機能(背もたれや座面が可動し体勢にあった調節をすることができる)付きの椅子は、パソコン作業を効率化するためや座ったままでも体に負荷がかからないようにするために必要です。
人体工学に基づいたデータを用いて設計をしているチェアでは、長時間同じ姿勢で座っていても疲労度が軽減されるというメリットもあります。
気になる価格ですが、最近では安価なオフィスチェアにもこの機能は付いている場合がありますので、いろいろなチェアを比較するのもいいと思います。
ロッキング機能は寛ぐためだけではなく、パソコン画面と目線を調整しやすい利点があります。
エルゴノミクスチェアやロッキング機能付きの椅子は、パソコン作業を効率化するためや座ったままでも体に負荷がかからないようにするために必要です。
デスクワークが短い方は、一般的な事務椅子をおすすめします。
職場では欠かすことのできない椅子ですが、その選定方法はそこまで難しくはありません。
ビジネスで利用するパソコン作業等の机の上での作業を基準として見たとしても、常日頃から椅子に座る人とあまり座ることのない人で分けて考えれば、あまり迷うことがなくスムーズに選ぶことが出来ます。
機能についても利用する頻度で考えましょう。