オフィスの椅子はキャスターまで重視しよう

オフィスで使う椅子を選ぶときは、椅子の座り心地や機能性も重要ですが、キャスターについても重視しましょう。
椅子の座り心地や機能性ばかり重視してしまうと、キャスターと床の相性が合わないことがあり、床がカーペットで動きが悪くなり、使いづらい、フローリングで滑りすぎてしまうなど、仕事に支障が出てしまうこともあります。
オフィスの床にあったキャスターを選ぶ
オフィスの床によっては、フローリング、カーペット、Pタイルになっているものなど様々です。
オフィスで使う椅子は主にウレタンやゴム、ナイロンなどのキャスターが付いています。
ウレタンのキャスターはフローリングには適しているのですが、床がカーペットやタイルなどの場合は動きが悪くなったり、使用しにくいなどの支障を感じることがあり、タイルで使用すると床のコーティング剤を剥がしてしまう危険性があります。
ゴムのキャスターはタイルなどの滑りやすい床に適していて、カーペットなどでは繊維が付着するので使用することが困難です。
一方のナイロンのキャスターは、カーペットなどの柔らかい床に適していて、滑りにくい床でも滑らかに移動できます。
しかし、タイルなどの床ではキャスターがスリップして動かないこともあり、フローリングの床をキズ付けてしまう可能性もあります。
キャスターの特徴
キャスターの種類によって特徴も異なります。
キャスターの硬さはナイロン、ウレタン、ゴムの順で柔らかくなっていきます。
ナイロンは転がりやすくスムーズなのですが、ウレタンはグリップ感があり、ゴムは滑りにくく安定感があります。
これらの特徴があることにより、床との相性が合っていないと使用しにくくなってしまいます。
キズが付いてしまうとオフィスが汚れているように見えたり、賃貸オフィスなどを借りる場合などはキズが付いて困ってしまうこともあるので注意しましょう。
一般的に、床との相性が悪いと床にキズを付けてしまうこともあります。
椅子は座り心地が良いもの、体が疲れにくいものを選ぶことが大切なのですが、床の形状によって椅子のキャスターを考えることも大切です。